光脱毛と医療脱毛の効果の違いや特徴を解説
脱毛機の光を照射して脱毛する方法には、脱毛サロンで受けられる「光脱毛」と、クリニックで受けられる「医療脱毛」の2種類あります。光脱毛と医療脱毛は、それぞれ痛みの大きさや効果の出方が異なります。脱毛を検討している方や、すでに脱毛に通っている方ても脱毛方法が自分に合っているのか不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
光脱毛のメリット
光脱毛の光の波長は広くマイルドに作用するため、医療脱毛に比べて痛みが少なく、敏感肌の男性でも安全です。マイルドな作用とはいっても、繰り返し照射すれば永久脱毛に近い効果を得られます。
さらに、脱毛サロンで主に使用されている「IPL脱毛」は、美肌効果も期待できます。IPL脱毛の光は、医療機関で行われている「フォトフェイシャル」という美肌治療の機械に使用されています。同じIPLの光を使用しているため、美肌効果が期待できます。
また、脱毛サロンはクリニックより営業時間が長いところが多く、予約が取りやすい傾向があります。仕事帰りや休日の外出ついでに脱毛に通いたい方にもおすすめです。
光脱毛のデメリット
光脱毛のデメリットは、医療脱毛に比べて脱毛完了までに回数がかかることです。しかし、ダウンタイムが短いため脱毛完了までのトータルの期間はほとんど変わりません。
光脱毛はこんな人におすすめ
痛みに弱い
料金を安く抑えたい
敏感肌
仕事帰りや休日に通いたい
肌に負担をかけたくない
医療脱毛のメリット
医療脱毛は光脱毛の光より光の波長が狭く、集中的に作用します。光のパワーが強いため、永久脱毛がしたい方や脱毛効果を早く実感したい方に
おすすめです。ダウンタイムは光脱毛より長いですが、照射回数が少なくて済みます。
また、痛みに耐えられない場合は麻酔で痛みを軽減できます。麻酔の料金は1箇所1回1,000円~3,000円が相場です。また、医療機関ですので、
万が一肌トラブルが起きても診察や薬の処方をしてくれます。
医療脱毛のデメリット
医療脱毛は脱毛機のパワーが強いため痛みが大きく、肌への負担が大きい方法です。麻酔を利用しても、痛みを完全になくすことはできません。
あまりの痛さに耐えられず、途中で光脱毛に切り替える方もいます。肌が丈夫な方でも、照射後に赤みやかゆみが数日間引かなかったり、
毛嚢炎などの肌トラブルが起きたりすることがあります。敏感肌の方は安全に医療脱毛できるかどうかの確認が必要です。
クリニックは医療従事者の人件費や医療脱毛機の費用がかかる分、脱毛サロンより費用が高額になりがちです。
キャンペーンや試しコース、学割などを扱っているクリニックも少ないです。初診料・カウンセリング料・麻酔代・キャンセル料といった
脱毛料金以外にも費用がかさむケースが多く、予算オーバーになることがあります。
また、クリニックは脱毛以外の診療もしている点や、営業時間が脱毛サロンより短い点から予約が取りづらい傾向があります。
医療脱毛はこんな人におすすめ
早く効果を実感したい
薬の処方や麻酔を利用したい
少ない回数で済ませたい
永久脱毛がしたい
永久脱毛でもまた毛が生えてくる可能性はある
レーザー脱毛は「永久脱毛」が可能で脱毛効果も高い方法ですが、二度と毛が生えてこなくなるわけではありません。
永久脱毛は、アメリカの団体から以下のとおりに定義付けられています。
永久脱毛の定義
永久脱毛は、米国電気脱毛協会や米国FDAで以下の通りに定義付けられています。
・米国電気脱毛協会(American Electrology Association)
…最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下の状態
・米国FDA(Food&Drug Administration)
…3回照射後、6ヶ月経過した時点で67%(2/3)以上の毛が減っている状態
引用元:https://www.tryfeel.jp/permanent-hair-removal-definition/
【医師監修】永久脱毛の定義とは”一生ムダ毛が生えてこない”ではない!再生率20%以下の医療脱毛のこと
永久脱毛なら「100%ムダ毛がなくなる」「脱毛完了後、一生毛が生えてこなくなる」という話を聞いたことがある方は多いかもしれません。
しかし実際は、どの脱毛方法でも一定年数が経過すると毛が生えてくる可能性があります。完全に元通りになる可能性は少ないですが、
薄く生えてきたり、ところどころ部分的に生えてきたりします。
家庭用脱毛器で脱毛効果は出る?
家庭用脱毛器には「光脱毛式」「レーザー脱毛式」があり、家電量販店やネットで誰でも購入できます。
家庭用脱毛器は好きな時間にお手入れができるため、「脱毛店に通う時間がない」「脱毛店へ通うことに抵抗がある」
「脱毛にお金をかけたくない」といった方に便利な機械です。
しかし、安全面を考慮して脱毛店にある脱毛機より出力がかなり低く設定されています。
一時的な減毛・抑毛なら家庭用脱毛器でも損はないかもしれませんが、しっかり脱毛効果を出していきたい男性は
脱毛サロンやクリニックに通うことをおすすめします。